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2022/01/18 20:00

こんにちは、「ホッととくするお寺」焼き鳥と造船、タオルの町のお寺、法徳寺の副住職をしておりますはくしょう(@hakusho18)と申します。

今回は、邪気退散するお守りについてです。

神社や寺に売っているお守りってありますよね?
あれって幽霊とかに対して有効なのか考えた事ありますでしょうか?

あとパワーストーンにも霊を寄せ付けない石とかもあるらしいのですが、どちらも霊に対して有効なんでしょうか?

今回は、邪気退散するお守りについて解説していきたいと思います。
この記事を読めば、お寺や神社にあるお守りの効果についてなんとなくでも分かっていただけるのではないかと思います。
今まで、半信半疑でお守りを持っている方は読んでみてください。

邪気退散するお守りとは?


邪気退散するためには、ご祈祷を受けたりすることももちろん良いことですが、お守りを日頃から持ち歩かれてもよいでしょう。

お守りは、人間の感情の浮沈を抑える効果があるといわれています。
持っていると自律神経を安定させ、自身の守護神に守ってもらえやすくなることでしょう。

たとえば、部屋に誰もいない時でも置いているお札に勧請している仏さま・神さまが見守ってくれます。
そう思って、帰宅しそのお札を見るとなんだか安心しませんか?
その瞬間、邪気退散となるのだと想像いたします。

お守りの種類の中には身代わり守りやお札などもある


邪気退散とは少し違いますが、お守りの種類の中には身代わり守りやお札などもあります。

それは、家の玄関や鬼門などにまつることで、邪気が入るのを防ぐお札のことをいいます。
当山では、玄関には「王舎城札」や「方除け守り」になります。

両方ある場合は、両方玄関でも良いですし、鬼門にまつるなら表鬼門と裏鬼門に1体ずつまつるとよいでしょう。


一般的な厄年に当たる方が受けられる「厄祓い」とは少し意味合いが違います。
これから益々運が開けますように、また厄災が寄り付きませんようにと祈念(お願い)するのです。

当山では、2月3日に節分に合わせて「星祭」という祈祷会を行います。
簡単に言ってしまえば、「生まれた時の自分の星と1年ごとに巡ってくる星を供養する法要」です。

(星祭はこんな人におすすめ)
・今までそんなに嫌なことがあったわけじゃないけどもっと強い運を開きたい
・厄年じゃないけど悪い事が起こらないように神さまに守って欲しい
など

日蓮宗のお守りの中にある五段守り


日蓮宗のお守りの中に五段守りというお守りがあります。
参考記事でも解説しておりますが、下記のような邪気から護ってくれるお守りです。

・生霊(いきりょう)
・死霊(しりょう)
・野狐(やこ)
・疫神(やくじん)
・呪詛(じゅそ)

(参考記事)

当山の授与所でも取り扱わせていただいておりますので、気になった方は一度、お持ちになられてもよいかと思います。