読み物 Blog

2022/01/11 13:26


こんにちは、「ホッととくするお寺」焼き鳥と造船、タオルの町のお寺、法徳寺の副住職をしておりますはくしょう(@hakusho18)と申します。

今回は、「お守り買う日」について解説していきたいと思います。

noteにも紹介させていただいていますが、答えは「決まりがないので、自分の買いたいときに買うとよい」です。

ただ、仏滅や大安には意味があるので、参考程度に読んでいただければうれしいです。

(参考記事)

■お守り買う日っていつがいいのか



答えは、「決まりがない」です。

一見すると、仏滅だと縁起が良いだったり、大安の方が縁起がいいのでは?と考える方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、六曜の元々の由来から考えても、仏滅や大安がお守りを買いに行っても良い日や悪い日にはなりません。

仏滅や大安の由来
仏滅・・・仏滅は「物滅」ものを滅する日が良いとされている日です。たとえば、古い御守りやお札をお寺や神社に持っていくのはこの日がよいとされています。

大安・・・大安は、終日「万事進んで良し」とされています。吉凶の意味合いからすると仏滅と大差ありません。

本来の六曜は、もともと旧暦で用いられていた考え方なので、今のこの時代にはそぐわないこともあります。
六曜を考えられた中国でも、実は使われていないようです。

お坊さんにとっての大切にしている六曜は「友引」です。
友引は、よく「友を引く」とも言われていますが、火葬場がお休みの日でもあります。
そのため葬儀を行わないことが通例になっています。
(地域や都合によっては例外がありますが…)

■そもそもお守りってどういうもの



そもそもお守りってどういうものかお考えになったことはあるでしょうか?
お守りは、小さなお寺や神社になっています。

お守りは中身をみると良くないとされていますが、中には、お寺や神社の本尊やご神体を表すものが入っています。
それをいつも持ち歩くようになったのが、「お守り」ということになります。
(そういう意味ではお仏壇や神棚もそうですね)


以上ですが、いかがだったでしょうか?
お守りをお求めするときの参考になればうれしく思います。